★内科にて

ある夏の話。
ものすごく疲れていて、寝ても覚めても体がだるい日々が続きました。しかし、私には当時1歳になる子供がいてたので、育児疲れだと思い込んでいました。
しかし、あまりにもしんどいので内科を受診したら、その先生に採血をしてもらいPLを処方してもらいました。
そして、その採血の結果を聞きに行った時に、「たいしたことないよ。気の持ちようじゃないの?」と言われ、そうか〜と帰宅しました。

しかしその半年後、相変わらずしんどい日々にとうとう異変がおき、体が動かなくなりました。
そして、近くの診療所(夏に行った病院とは違うところ)に栄養剤をもらいに行くと、その診療所の先生が採血をすすめてきました。
半年前に採血した旨を伝えましたが、どうしても気になるのでとおっしゃるので採血をしたら、バセドウ病にかかっていることが判明しました。


そしてその後、最初の採血の検査結果表を請求して見てみると、あの夏の採血の時点でバセドウになっていたことが分かりました。

やっぱり、セカンドオピニオンって受けた方がいいんですかね?






★痛みの根源

ヘルペスの病気の時です。

症状は右の歯が痛いので歯医者へ行きました。レントゲンを取り削りました。しかし1日経っても痛みが取れません。またその歯医者へ行きました。何も言わずに歯を抜いたそうです。

でも痛みは取れません。

ここでいつもの歯医者ではだめだと思い全然知らない歯医者へ行きました。この歯医者は歯ではないようなので耳鼻咽喉科などで診てもらえと言われました。
あくる日が日曜日なので救急でしてるところを聞いて耳鼻咽喉科に行きました。

なにかわかりません???と言うことでした。この頃はすごく痛みがはげしくなっていました。夜がまんして朝別の救急病院へ行きました。そこですぐに入院。
病名もヘルペスと判りました。でも手遅れで麻痺が顔に残りました。

最初の歯医者がわからなければ、わからないと言ってほしかった。いつも通ってた歯医者なのにショックでした。抜いた歯を返してほしい。




★衝撃的なできごと(発起人らすかる)

発起人のらすかるです。

 私、先日ものすごい経験をしました。

 その日、13時45分には自宅を出て、仕事先に向かわなくてはならないのですが、午前中経理業務に追われて気づいたら12時を少し過ぎていました。

 昼食を(主人も13時から自宅で仕事のため)用意しないといけないのに、何も買い物に行けてなくて慌てて買い物に近所のスーパーまで車で行きました。

 運転しながら、ボランティアの業務で事務局と電話で打ち合わせしながら(オカンの会とは別にボランティアをしています。)ふと見ると、数人の小さな人だかりが川沿いにできていました。 何かな?と思いながらその手前を曲がろうとした時に、人が倒れているのが見えました。

  正直、急いでいたので申し訳ないと思いながらも一回通り過ぎようとしたのですが、やはり気になり車をバックして停めて近寄ってみると、一人のお年寄りの女性が倒れていました。

 「どなたかお知り合いの方ですか?大丈夫なんですか?」と問いかけると、そこにいた人はみんな「見ず知らずの人だ」と言います。 しかも、なぜその女性が倒れたのかを誰も見ていないと言うのです。

  しかし、人だかりの中の1人の方が救急車に携帯で電話をして状況を説明されていたので、救急車が来るならこの道に車(一方通行で細い川沿いの道なので)を来させないように止めないとなぁと思いながら、入り込んでくるであろう三叉路に向かって歩き出そうとしたのですが、


 その時にその女性の体と顔を見た瞬間、ん???と何か違和感を感じました。

 とっさに近寄り、女性の頚動脈を触ってみたら、脈を感じることができません。

 私の触り方が悪いのかと、手首や頚動脈付近あちこち押さえてみましたがやはり手ごたえはありません。

 耳を女性の口と鼻に近づけてみたら、呼吸もしていません。

 経験といえば教習所で人形相手にしかしたことはありませんが、私は必死に心臓マッサージをしました。


 携帯で救急車を呼んでる方が、何か叫んでおられるので、

 「脈も呼吸もありません!」と大声で叫んで、必死に「おばちゃん!!聞こえますか??」と叫びながらひたすら心臓マッサージをしました。

 人工呼吸をしようと思った瞬間に、通りがかりの別の女性が「私、人工呼吸します!」と言ってくださり、2人で救急隊員が到着するまでの7分間必死に頑張りました。


 が、救急隊員の処置にも反応はなく、辺りは緊迫感に包まれたままおばあちゃんは搬送されていきました。


 私は、いろんな媒体で(メディアや本など)AEDの存在も使い方も知っていました。
 なのに、あの時はAEDのことが頭には浮かばず、ただ目の前のおばあちゃんの心臓が動いてくれることだけを望んでいました。

 しかし、警察の事情聴取を終え、バタバタと仕事の準備をしながらふとAEDを近くのスーパーか診療所に取りに行ってもらえばよかったと激しく後悔しました。

 やっぱり、自主的に講習って受けないといけませんね。

 オカンの会でも救急法をいつか研修しないとなと思いました。 各消防署でも無料受講できるらしいです。

 このことを、医療レポートの記事にもある救急の先生に話をしてみたら、以下のような返事をいただきました。

 なかなかこんな場面に遭遇することはないとは思いますが、もしもの時のために頭の片隅にでも置いておいてください。



 「心肺蘇生の初めの5−6分はHands onlyでもかまわないし、人工呼吸はなくてもいいかもしれません。 それに、目撃者のない心肺停止患者の心肺蘇生は、AEDよりまずは2分間の胸骨圧迫なので、AEDを最初に使わなくても間違っていないと思いますよ。7分くらいで救急隊に患者さんを渡せたのなら、らすかるさんの行為は患者さんにいいことだけで、悪いことは一つもないと思います。」


 この言葉に救われました。 しかし、後日消防署の方からお電話をいただき、残念ながらおばあちゃんは助からなかったと聞きました。

 
 面識のない方でしたが、何とも言えない悲しさに襲われました。