★整形外科にて

椎間板ヘルニアになった時のことです。
入院先の先生に切るしかないと言われました。
バレーボールをしていた私はど〜〜しても手術をしたくなかったので躊躇していました。
そして、別の病院にえらく豪快でサバサバしたおもしろい先生がいるよと聞き、ダメ元で行ってみました。
「先生、切りたくないんですが・・・。」という私に、その先生はきっぱり一言こう言いました。

「切りたくないなら切らなくていいんじゃない?」

手術を拒否した私に待っていたのは1ヶ月という長期の入院で、毎日6時間ベッドに吊るした砂袋につながれて身動きできないというメニューでした。
しかも、めちゃくちゃ痛いブロック注射のオマケつきでした。
しかし、その甲斐あって、今では背中に傷が残ることもなく元気にバレーボールができています。
あっけらかんと笑顔でそう言ってくれた先生に、本当に救われました。
今でも感謝し続けています。